北京オリンピックで銅メダルに輝いた フィギュアースケーターの坂本花織選手。
フィギュアースケーターのトップのトップは殆どが四回転を飛ぶロシア選手、または浅田真央選手が得意とした三回転アクセルを飛ぶ選手。
坂本選手は、三回転アクセルも四回転も身に着けていない。
自分にはない技術を持つ選手への引け目もあり、試合では自分らしい演技がだんだんできず、不本意な順位になり涙することがおおくなりました。
ロシアの選手は女子でも四回転を一回のみならず、数回入れてくるようになり、日本人女子選手でも、三回転アクセルを飛ぶ選手が一人二人と増え、マスコミはそちらばかりを誇張します。
坂本選手は、もうトップのトップへ行かれないのでは?と、誰もが心の中で心配していました。
坂本選手は悩みに悩んだ末に、”今ある自分の長所を伸ばすこと”だけをすることを決断したそうです。
自分の演技の完成度を高める。ことを目標にしたのです。
そこから、坂本選手の演技が完璧になり、高得点がでるようになり、坂本選手から笑顔が戻ってきました。
自分は唯一無二の存在 長所を知り 成長しよう
人はライバルが現れると、勝ち目がないように思え、自ら失脚してしまいがちになります。
それは自分の潜在意識からくるものなのかもしれません。
人と比較する根拠は何処からくるのでしょうか?
坂本選手が、ぎりぎりのところに立たされながらも、自分の長所を知り、伸ばしすことだけに集中したこと。
ライバルが出来る事と自分との比較を止めたこと。
それが、芽を出し、輝きだした時、坂本選手自身も自分を信じる強みに出会ったのではないでしょうか?
唯一無二の自分の長所を信じ、オリンピックで輝いたこと。
その姿を見ることができ、私は心から感銘しました。
ありがとうございました。