カナダ人の母親が息子の幸せのために始まった365give

自分に必要な事 他者に必要な事 地域に必要な事 世界に必要な事

 

 

父の一周忌が今月の終わりに近づいてきた時

TEDのスピーチから素晴らしい活動を知りました。

 

Jacqueline wayさんの「365give」です。

 

give与えることは、人のためでなく自分へ幸せを運ぶ

Jacqueline wayさんの活動の始まりは、

子供が大人になったとき幸せを感じるためには、

子供時代の幸せ感が左右することを調べました。

 

そして子供にとって何が本当の幸せか?を考えたとき、

Jacquelineさんが子供の時

医者である父に誘われ、クリスマスソングを病室で歌い、

それが病室を明るし、病人の方々も喜び歌い、なにより自分が一番幸せに

なったことを思い出したのです。そして3歳の子供Nickに、

give与えることをゲームのように始めたのです。

365日。

毎日です。

 

私にもgiveで忘れられない思い出があります。

 

中学生の時、赤い羽根募金のため、近所の商店街に立ち

募金をお願いしたことがあります。

 

最初は恥ずかしく、立っているのさえイヤ、声を出して募金を呼びかけるなんて

とてもできません。

 

しばらくすると、

おばあちゃんと小さな子供が、私の方に向かって歩いてきて

「ご苦労様です」と言いながら

箱に小銭を入れてくれました。

 

その時の感動は今でもどうやって言葉にしたらいいのかわかりません。

 

その時、決心したのは

「私も与えられる人になろう!」

 

小銭でも小さな事でも

「ご苦労様です」

「ありがとうございます」と言える

与えられる人になろう!ということでした。

 

笠地蔵のお話と365ギブ

子供の時読んだ童話には素晴らしい話がたくさんあります。

 

なかでも笠地蔵は、

おじいさんのやさしさ。

なけなしの笠を地蔵にあげてしまっても

それは良いことをしましたね。と温かいおばあさんのやさしさ。

 

それがいつまでもいつまでも心に沁みついています。

 

お話しは地蔵がお礼のモノを運びことで終わっていますが、

本来、おじいさんとおばあさんは、

親切、give、与えることで、二人は幸せだったと思っています。

 

他者へのおもいやり

自分へのおもいやり

地域への思いやり

世界へのおもいやり

 

 

与えることは、笑顔ひとつでも、おはよう!という一言でもプレゼント

毎日ひとつ

与えることをしていきます。

 

365give

 

 

父と母がほほ笑んだような気がしました。